WEB3.0とは何ぞや?

巷ではビットコインの高騰に沸いています。

2023年だけでも200万円代から600万円に大幅アップ!

なんだこれは。

夢しかないじゃないか!

プロ野球選手並みのUP率!

日本では景気の良い話は聞かないけれど、世の中にはお金あるんやん!

しかし現実にはない、仮想のお金に狂喜乱舞する時代が来ようとは…

それはさておき、このビットコインなる仮想通貨は

今でこそ金融商品として華々しく取り上げられていますが

元々はブロックチェーン技術で開発されたモノの一つに過ぎません。

これらは、『WEB3.0(ウェブスリー)』という部類にカテゴライズされているものです。

では、この『WEB3.0』とは何ぞや?

今回はWEB3.0の大まかな概要を解説してみたいと思います。

WEB3.0の概要

WEB3.0の特徴

今までのインターネットでは

各プラットフォーム(GoogleやYahoo!など)に情報が集まり

これら大手プラットフォームを介して各サービスを使ってきました。

これに対しWEB3.0では、大手プラットフォームのサーバーに頼ることなく

ユーザー同士で分散して情報を管理する、ということが可能になります。

データを一か所に集めるのではなく分散するというのがWEB3.0の最大の特徴なのです。

中央集権管理との決別

この分散管理によって

『WEB3.0ではGAFAMなど大手プラットフォームに頼らなくてもいい』ということが実現します。

これまでのインターネットは良くも悪くもGAFAMありきでした。

彼らの提供するアプリやSNSがないと、調べるのも繋がるのも一苦労、という状況なのです。

「いや、別に便利だからいいんじゃない?」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが

大手の一極集中だとそれなりの不便もあったわけです。

一極集中の不便さ

細かく言うと

 ・アクセス集中のサーバーダウン

 ・個人情報流出

 ・運営側の一方的なBANやルールチェンジ

などでしょうか

しかしWEB3.0の分散管理によって、上記の問題が解決すると思ったらすごいと思いませんか?

とりわけ三番目の「運営側のルールチェンジ」は大きいと思います。

ネットのルール、Googleで言うところのアルゴリズムの変更は

WEBサイトのSEO対策や運営の死活問題ですし

運営側からの一方的な判断によるBANも脅威です。

別に大手のネガティブキャンペーンを張ろうというわけではありませんが、

彼らの手のひらで生かされているような現状はあまりにも脆弱だとは思いませんか?

またそれ以外にも、中央集権管理を逃れ、ユーザー同士でお互いにデータを管理し合うことによって

『改ざんなどデータの不正も防げる』ということもできるのです。

そして、この分散管理に使われているのが『ブロックチェーン』と呼ばれる技術となります。

ブロックチェーン

ブロックチェーン自体の役割は

『取り扱うデータを暗号化し、ブロック(箱)の中に収納していく。ブロックは増えるごとにチェーンのように後ろにつなぎ合わせていく』というものです。

無理矢理要約しましたが、ユーザー同士が分散管理し合うときに

上記の方法でお互いの端末に保存します。

この際に一連の同じデータがお互いの端末に保存されているので

改ざんなどのズルができないという仕組みなのですねぇ。

このブロックチェーンの処理技術だけでは分散には繋がりませんが、

そのために採用されているのが『P2P(Peer to Peer ピアトゥーピア)ネットワーク』というシロモノなのです。

P2P(Peer to Peer ピアトゥーピア)

用語解説中に新しい用語を挟むな!とお叱りを受けそうですが、

今度は分散させるためのネットワークのお話です。

まずPeer(ピア)とはネットにおいて、接続している端末機器(コンピューターなど)のことで、

Peer to Peerで端末から端末。相手の端末と直接的に接続するという意味になります。

toを2と略すところに何やらHip Hopの息吹を感じますが。

さておき、P2Pネットワークによってプラットフォームのサーバーを介さずに

相手と直接やり取りするという方法が分散管理の大元なんですね。

まとめ

WEB3.0の概要をまとめると

『ブロックチェーンの技術を使った、大手プラットフォームに頼らない分散型のネットワーク』になります。

WEB3.0の仕組みの中でもスマートコントラクトなどまだ特筆すべき点はありますが

今回は概要なのでこのくらいにしておきたいと思います。

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